木花野庵の和室とリビングの壁の素材は、珪藻土にしました。そして、そこに少しだけ地元バクチャーを混ぜて塗ってもらいました。
珪藻土は結露の対策として注目されている素材です。無数の小さな穴が開いていて、その穴で呼吸することから、調質性に優れた素材なのです。 つまり、湿度が高いときには湿度を吸い取り、乾燥しているときには湿度を吐き出してくれるという、とても賢い働きをするのです。加湿器・除湿器に頼らず、素材自ら調節してくれるって、素敵じゃありませんか? またバクチャーは、微生物を活性化させ、水質改善や臭気対策も期待できると言われています。この家はコンクリートブロックで作られていますので、結露問題などに微生物の働きがどんな効果を生み出すか楽しみです。
床下や壁・天井は、断熱材や炭なども使用しています。 自然の素材、体に優しい素材を生かした住空間を作り出せたら嬉しいです。
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